トイレトレーニングと子どもの言葉
こんにちは、保育士の杉浦しずくです。
まだ暑い日が続きますね。
普段、エアコンを使わないほうなのですが、
今年の暑さ、湿度の高さに体がついていけずに、
さすがにエアコンをつける日があります。
ご家族みなさん、まだまだ暑いので、
夏バテ、熱中症などお気を付けくださいね。
それに今は台風も心配ですね。
さて、今日は、幼児期の言葉について。
最近の甥っ子の口癖は、
「鼻くそ」
昨日も車の中で、
「ここはどこ?」と言うので、
「海の近くだよ」と答えると、
「鼻くその近くなんだー」
「何して遊んでるの?」
「鼻くそだよ」
眠気ピーク時には、
「鼻くそ鼻くそはっなっくそ~!!」と連発しながら
撃沈していました。
幼児期は、
鼻くそのほかに、
おしっこ、ちんちん、お尻、うんち
などの言葉を子どもは使いたがりますよね。
親から見たら、
「そんな下品なことを、園やよその人の前で言わないだろうか」
「どんなしつけをしているんだろうと思われないだろうか」
と心配になってしまうでしょう。
ですが、幼児期にこれらの言葉が出るのは、全く問題のないこと。
これらの言葉を使うと、皆が注目し、笑ったなどの嬉しさから、
注目を浴びたい時や笑って場を盛り上げたい気持ちで
こういう言葉を何度も言うことがあります。
そんな風に注目されているお友達を見て真似したいな。
自分もそうなってみたいなって、
挑戦の気分で言うこともあります。
それから、
言葉にすると、ストレス発散のようにすっきりしたり、元気が出たりするので、
遊びが見つからない時やなんだかわからないけどもやもやする時、
何か言いたいけど何言いたいのかわからない時などにも、
自然と口にしたくなることがあります。
子どもにとって、
「悪い言葉」というよりもむしろ憧れのような、キラキラ言葉だったりするのです。
特に男の子に多いですね。
目の前で、「お尻~!」と連発しているのを見ると、
強く叱りたくもなるかもしれませんが、
否定する言葉は言わないでくださいね。
子どもにとって、「おしっこもうんちも自分の友達のような親しい感覚」です。
「おしっこ、うんち言わないの。汚い!」
と注意してしまうと、
自分のことを否定されたように悲しい気持ち、辛い気持ちになるのです。
もし言わないようにしてほしいと思ったら、
ふざけて言っている時には、
見ざる聞かざる言わざる。
自然に流していたら、
「お母さん興味ないんだなあ」で、自然と言う事もなくなってきます。
大事な場面、言ってほしくない場面では、
「今は○○の時。そういうことは言ってはいけない。」
と凛として伝えること。
トイレトレーニング中にこのような言葉を言っていても、
トイレでおしっこ、うんちすることには、消極的になっていて、
「あんなに言っているのに!」と思うこともあるでしょう。
そんなとき、
「いつも言っているのに、なんでトイレでできないのー」ではなくて、
一緒に、「お尻ー」「うんちー」と楽しんでみるのも、
時にはいいかもしれませんね。
子どもは気持ちが発散されて、不安解消になることがあります。
ずっと続くことはありません。
「はっなっくそ~」の甥っ子ちゃん。
ただ今、鼻がつまって大変な時。
もしかしたら、つまっている不快な気持ちを、
「鼻くそ!」と言って発散させているのかもしれませんね。
「おい!鼻くそ!」と私を呼んだ時は、
さすがに妹がびしっと言っていました^^
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