子どもは今、心配でもしっかりと成長・自立してくれる

こんにちは、おむつはずし専門保育士の杉浦です。

今回は、今、目の前のお子さんのことが心配でも、

長い目で見守るとしっかりと成長する、というお話を

保育園で受け持ったコウちゃんの事例でお話したいと思います。

毎年、年賀状を送ってくれる男の子がいます。

保育園で受け持ったコウちゃん。


恥ずかしがりで顔が真っ赤になってうつむくコウちゃん。

小さな声で「できないよ」と涙していたコウちゃん。

発表会の演劇で、”怖がりたぬき”の役をやったコウちゃん。

お友達のみんなに「コウちゃんが、ぴったりだからコウちゃんして」と言われて、

「ボクこわがりじゃないもん。」と顔真っ赤にして涙をためていましたね。

小学5年の頃の年賀状は、

「僕サッカー部に入りました。レギュラーになれるように頑張るぞ!」

高校1年の時の年賀状には、

「僕、彼女ができました。高校生活サッカーをしながら楽しんでますよ」

と彼女とのプリクラ写真つき。

高校2年の時「将来の夢は、美容師になることです。なれるかな」

そして、


高校三年生の今年の年賀状は

「僕、美容専門学校に行きます。夢への第一歩です。
 頑張りたいと思います。バイト頑張ってます。お体にお気をつけて」でした。


「ボクこわがりじゃないもん」と涙を溜めていたコウちゃんが、
しっかりと自分の好きなことを見つけ、夢に向かってこれからも頑張ろうとしている。

大きく大きく成長したコウちゃんに大拍手です。

コウちゃんの年賀状からコウちゃんの成長だけではなく

受け持ったたくさんの子どもたちみんなの成長が感じられます。

みんな心も体も成長していくのです。

シッカリと自立していくのです。

「恥ずかしがりやで困ってしまいます。」

「一人じゃ何にもできないんです」

「本当にこんなでこれから大丈夫でしょうか?」

とお子さんのことを心配されることもあるでしょう。

私も、子どもが「できない。どうやってするの。ママがして」と言うと

「なんでこんなことができないんだろう。大丈夫かな?」と心配になったり、

もどかしく感じることもあります。

でもそんなとき、コウちゃんを思いだします。

「これできない。」も今は大きな心配事でしょうが、

少しだけ長い目で見たら小さな心配事。

それをコウちゃんの成長が教えてくれるのです。


今、もしお子さんが「できない」だったり、

「ママー!」ばっかりで心配になったとしても大丈夫。

子どもは、親や周りの色々な人に甘えたり、支えられながら

「自分」という意識を持ち、そして色々な体験をしていく中で

「自立」へと向かうのです。

親に甘えられるということは良い信頼関係があるからこそ。

きっと立派に成長してくれることでしょう。


もうすぐ春。旅立ちを祝う季節。いのちが芽吹く季節。

成長の可能性をたくさん秘めた季節。


お子さんにも沢山の発見、喜びが見つかりますように。


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