お風呂だけでしていた4歳R君はどうやってトイレでできたか?

魔法のトイレトレーニング
保育士の杉浦です。


台風21号、北海道で発生した大地震で
被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。


台風や地震の影響があまりにも大きく、
不安な夜を過ごされた方が多いと思います。


新潟でも上越新幹線が一時止まり、
姪っ子を車で迎えに行って来ました。


真っ暗で雨風が強い中で、
重いリュックを背負い立っている姪っ子を見て、
「どんなに心細かっただろう」と
涙が出そうでした。


大阪、北海道、被災された方が
一日も早い復旧されることを願っています。

今日は、オシッコをお風呂だけでしていた
4歳のR君のお話です。


R君のお母さんは、R君が3歳少し前になった時に
トイレトレーニングを始めました。


始めの頃はトイレに行って
便座に座ると喜んでいたR君。


トイレに行っても出ないことが
続いていた、ある日突然。


トイレと聞くだけで
「嫌!」と怒って泣いていたそうです。

そんなことが続き、お母さんの焦り、
イライラが頂点に達していました。


そんなとき


「トイレ嫌なら、お風呂でおしっこする?」と誘ったところ、
お風呂場で立っておしっこをしました。

それから出たくなると「お風呂場で」になり、
お母さんはお風呂場からトイレへの移行が
なかなかできずにいました。


R君のお母さんから相談がきたのは
そんなタイミングでした。

そのR君のお母さんから、今週の初めに
とても嬉しいメールが届きました。


「昨日初めて、Rがトイレでおしっこしました。
最初は、やっぱりお風呂場ですると言ったのですが、
なんとか話ししていたら、できたのです。

本当に初めてトイレでおしっこをしたので、
驚きと感動です。

うんちはまだトイレでできなかったり、
課題は沢山あるのですが、焦らずにもう
少し見ていこうと思います。ありがとうございました!!」

なぜ、R君がトイレでできるようになったか?

あなたはなぜ、R君がトイレで
できるようになったと思いますか?


ポイントは、思い込みを外した、
ということです。

お母さんは、トイレは座ってするものと
思い込んでいました。


だから、R君とトイレに行くと、
「はい。座って」と。


R君が、座ることを嫌がっても、
「もう少し座ろう」
「座らなきゃできないでしょ!」と、

と毎回R君に言っていました。

お母さんは
「小さい時は座ってするのが普通であり、安心、安全」と
考えていたのです。

これが間違っているわけではありません。

しかし、大事なのは、R君がトイレで
おしっこをしやすい方法は何か、です。

R君がトイレでしやすい方法を
お母さんが考えたときに変わり始めました。

いつものようにR君をトイレに誘った時。


お母さんはR君に聞いてみました。


「R君、座ってがいい?どうする?」


R君は、キョトンと
不思議そうにお母さんを見た後、


「ボク、すわっておしっこいやだ。
 たってしたいんだ。」


と言いました。


お母さんは、R君の言葉に
「えっ?そうだったんだ」と、びっくりしたそうです。


便座の前に立つR君を見守っていると、
R君は、初めてトイレでおしっこをしました。

R君は、トイレが嫌だったのではなく、
便座に座ってするのが嫌。

立っておしっこをしたかったんですよね。

 

「座っておしっこさせなきゃ」と思い込んでいた


お母さんが「座っておしっこさせなきゃ」と
思い込んでいたことと、


R君の気持ちが少しだけずれていて、
トイレを嫌がる日が続いていました。

しかし、お母さんが、R君に聞き、
R君の気持ちを引き出し寄り添ったことで、
R君は、大きく一歩前進できたのでした。

R君は、このとき2つの自信を手にしたことで
さらに一歩ずつ成長していくことでしょう。


1つは、トイレでおしっこができた自信。


もう1つは、お母さんに自分の気持ちを
伝えられた自信です。


お母さんも、R君は自分で
考える力が育っていること、

信じて任せてみることの大切さを
実感することができました。


「できる。できない」にとらわれずに
思い込みを外し、視野を広げてみる。


すると色々な発見、喜びが沢山あることに気づき、
留まっている現状、苦しいトイレトレーニングから
から抜け出せることがあります。

あなたもトイレトレーニングの思い込みに
とらわれていないか、一度考えてみてください(^^)


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