トイレトレーニングが進まない子どもの本当の気持ちは・・・

こんにちは、保育士の杉浦です。

各地で大雨の被害が出ています。
あなたがお住まいの地域は大丈夫ですか。


新潟は、数日ずっと雨が降り続いていて、
夜中に大雨の夢でハッと目が覚めて窓から外を見ました。
こんな時は、自然の力を怖いと感じます(>o<)


★お知らせ★

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”子どもの本当の気持ちは、トイレトレーニング「がんばりたいよ」”


4歳のМ君は、ウンチだけ、
どうしてもトイレですることができずにいました。


М君は、パンツをウンチでする度に、


「こんどからトイレでするから!!」とお母さんに言いました。


でもやっぱり便意があると、

じっと動かなくなり、お母さんが誘うと、

「でないよ!でない!」とトイレに行きたがらずに、

しばらくして、パンツにウンチ。


「トイレでするって自分で言うのに、なんで行かないんだろう」


お母さんは、いくら考えても答えがわからずに、悩んでいました。


ある日、お母さんは、М君が静かなのに気づいて、

お家の中を探していると、

手になにかをつけているМ君がいました。

「どうしたの?」と近づいて、

それがウンチだとわかったお母さんは、

もうびっくりして、


「手どうしたの!!どうしてうんちなんか触るのよ。汚いでしょ!」

大きな声で、М君を怒りました。

お母さんは怒りを止められずに、М君の頭を叩こうとした時、

下を向いて黙っていたМ君が、


突然「わあー」と言って、

うんちがついた手で壁をバンバンとたたき始めたのです。


「もうやめてー。」とお母さんは慌てましたが、

М君の怒っているようないつもと違うような姿を見て、

お母さんはハッとしました。


「М君、本当は悔しいの?」


М君のお母さんは、

自分がそんなことを聞くなんて驚きましたが、

М君の手をにぎりながら、

「トイレでウンチをするってわかってるのに、パンツでしちゃってМ君、くやしいんだよね。」

М君の手の力が抜けて、ポロポロと大粒の涙。


М君の気持ちが少しわかったお母さんは、

さらに、

「うんちを触ったのは、パンツにしちゃったウンチを、自分で拭こうとしたんだよね、

取らなくちゃって思ったのかな」


そう聞くと、М君は、


「だって、ついちゃったから。パンツに。」と小さな声でお母さんに話したそうです。

お母さんには、

今まで、困らせる子、ガンバリが足りない子、怖がりな子と、

心配していたМ君が、

とてもとてもお兄ちゃんに見えたのです。


お兄ちゃんに見えてきたら、

手にウンチがついたことも、壁にウンチをつけたことも、

怒りに感じるのではなくて、


「なんとかしてあげたい」と、お母さんは感じました。


「だいじょうぶ。М君はできるから。」


それだけ言って、手を洗うために洗面所に行きました。


洗面所に向かう途中、

М君が、「ママ。ぼくトイレにいけるからね」と言ってくれたそうです。

その後、

ウンチが間に合わない事や「出ない」ということがあっても、

出る前に「うんこ、でそう」と言ってくれるようになったМ君に、

以前より、心配や苛立ちを感じる事がなくなり、


М君のがんばりたい気持ちを応援しようと、思えるようになったそうです。


М君もお母さんも、

悩んでいたウンチのことをきっかけに、


色々な気づきがあり、

息子さんの悔しい気持ちは、本当はがんばりたい気持ちなんだとわかり、

お母さんは、М君を信じて応援していこうとかんじることができました。


М君は、お母さんにわかってもらえたことが、

安心や自信になり、

がんばりたい気持ちから、がんばろう、がんばるぞ!!の
気持ちに変わっていきました。


子どもの困った行動の本当の気持ちには、


がんばりたい気持ちが潜んでいて、


がんばれない自分に悔しさを感じていることがあります。


見分けるのは簡単じゃないときがあるけれど、

この子はいたずら好き、困った子と、思い込まず。


どうしてそれをしたのか・・・と、行動から見えてくる

子どもの本当の気持ちを考える事で、

見えてくるものがあります。


もし、お子さんのことで困ったなぁと思うことがあったなら、

そう考えてみてくださいね(^^)


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