子どもがトイレを怖がったときこそトイレトレーニングが進むチャンス

こんにちは。
魔法のトイレトレーニング講座
保育士の杉浦です(^^)


新潟市は、久しぶりの青空の朝。

神社の梅の花が咲いているかを
見に行きました。(まだつぼみでした^^)

春が待ち遠しいこの頃です(^^)

トイレトレーニングが進むチャンス

今日は午前中に子育て中のお母さんから
電話相談をお受けしたのですが、

「息子が、急に大きな音を怖がるようになってしまって・・・
電車の音やお店のアナウンスで帰る!帰る!となってしまいました。
どこに連れて行くのも怖くなってしまって・・・」


という相談でした。


突然、お子さんが音を怖がったりしたら、
どうしていいかわからなくなってしまいますよね。

子どもは、突然になにかを
怖がり始めることがあります。

今まで、なんでもなかったのに
急に何かを怖がる怖がるように
なることがあるんです。

たとえば、

■特定の場所に行こうとすると怖がる

3歳のAちゃんは、今までなんでもなかったのに、
突然、家の二階に上がることを怖がるようになりました。

■おもちゃや家の置物を怖がる

2歳半のTちゃんは、家にある虎の置物が目に入ると、
「怖いー怖いー」と嫌がるようになりました。

■音を怖がる。

2歳9ヶ月のМ君は、楽しみにしていた花火を、
突然「お家帰る。」と大泣きになり、
それから花火の音を聞くと、
耳をふさいで怖がるように。

子どもが怖がる本当の理由とは?

じつは、子どもがなにかを怖がるのは、
「怖い対象のなにか」が怖いということの他に、


その時の周りの人の動揺、驚きの声で、
「怖い」と敏感になることがあります。

例えば、音。


大きな音で「ドンッ」となって、
びっくりしたとします。


びっくりして反応したことと一緒に、


周りの人の、声、驚いたときの感情の動きが、
子どもに伝わり、
子どもはさらに怖さが増すのです。

音以上に、周りの反応に同調して
「怖い」が大きくなるのです。

トイレも、便座からおしっこが
はみ出したとします。


子どもはおしっこがはみ出た事も、
「あっ!」と心が動きます。


周りの人が、
「アーーーッッ」と慌てる声、


驚きの様子に、


もっと驚き、緊張して、
怖さや不安が増すのです。

 

トイレトレーニングが進む重要ポイントとは?

そんな時こそ、
トイレトレーニングが進む
重要ポイントがあります。


子どもが失敗した
タイミングが重要なんです。


その時に、周りの人が、

「おー出た出たー。いっぱいでたねー(^O^)」と、

心に余裕を持って、
何気なくこなすこと、なんです。

むしろ、失敗も笑って
楽しめるくらいだとパーフェクトです。


すると子どもの緊張は和らぎ、
トイレへの苦手意識も少なくなるのです。

もし、子どもがトイレを怖がるように
なってしまったとしたら、


周りの人が、
慌てない事。


この子はこれが苦手、
怖いんだと先入観を持たない事です。


違う見方、感じ方ができるような方法を
見つけるのがコツです(^^)


例えば、


虎の置物を怖がった
Tちゃんがいました。


お母さんは、初めは虎の置物に泣くTちゃんを家族で、
「なんでこの虎が怖いのかな」と笑うこともあったようですが、

だんだん置物だけではなく、
家の中にいる間中、大泣きしてしまうTちゃんに、
何も手がつかずに困っていました。


「こんなに怖がりで大丈夫?」
「ずっとこのまま家の中を怖がったらどうしよう」と、
T君のお母さんの
心配や不安が大きくなっていきました。


ある日、T君のお母さん、

泣いているT君を抱き上げて、
虎の置物の傍に行きました。


虎の置物に、


「虎は眠っているから大丈夫」と、
持っていたハンドタオルを
虎の置物にかけました。


お母さんが、タオルをかけているところを
泣きながら横目で見ていたT君、

急にお母さんの腕から離れ立ち上がり、


「虎さん、ねんね。Tちゃんもかけてあげる」と、

自分からかけてあげたのです。


怖がっていたのが嘘のように、
家の中にいてもいつものように元気に過ごし、
虎の置物も怖がることがなくなりました^^


子どもは切り替えがとても上手で、
ほんとうにびっくりします(*^-^*)


「怖がりだから」と、
周りの大人も慎重になりすぎず、


どんな言葉が、どんなことで、
子どもの怖いがなくなるかな・・と
考えてみてくださいね。

時には怖がったり、時には安心したりと、
子どもは恐怖心を乗り越えていくものです。

トイレトレーニングのNGワードとは?

*トイレトレーニングで絶対に言ってはいけない
「NGワード」をご存知ですか?

親御さんの「なにげない一言」で子どもは
トイレに行くのを頑固に嫌がるようになったり、
オムツでしかオシッコをしなくなったりと
トイレトレーニングが進まない原因になることがあるのです。

逆に親御さんのちょっとした言葉の変化により
「トイレだいすき!」になったりもします。

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