トイレトレーニングの本質
こんにちは!魔法のトイレトレーニング講座
保育士の杉浦です。
今日は、新潟も日差しが出てきて良いお天気です。
青空と温かい日差しがとても気持ちいいです。
先日、メルマガの読者のFさんから、とても重要な気づきが含まれる
メールを頂きましたので、ご紹介したいと思います。
–Fさんのメールここから
いつも無料メール、ありがとうございます
とても楽しみにしています
先生、ご報告です!
嬉しいことに、昨日娘がトイレでおしっこが出来ました!
先生からいただいたメールを主人と何度も読み返し、
私なりにトイレトレーニングにまず必要なのは、
わたしたち自身のきもちの持ちようなのではと感じました
「まだ外れない」
「もう4歳になるのに」
「周りは外れて、うちの子だけどうして出来ないんだろう」
など諸々。
娘の前で口には出してはいけないと思いながらも、
ずっと心ではそう思いながらトイレトレーニングしていた気がします。
きっとそれはわたしのなんでもない仕草や表情で、娘に伝わっていたのかもしれません。
娘も平気なわけではなかったと思います。
トイレでしたい!という気持ちは絶対にあったと思います。
保育園で周りの子たちがどんどんトイレが出来るようになって、
自分だけがパッドを使い、トイレで出来ないのでパッドで
おしっこをして、パンツもズボンもびしょ濡れ。
それでも頑張って園ではパッドで、でも家についた途端、
紙オムツじゃないと嫌!とカンシャクを起こしオムツをはいた途端、
ジャー!とおしっこ、、、一年この繰り返しでした。
もう、外れないんじゃないかとさえ思いました。
娘は三月生まれですが、体も大きく、感受性も豊かで、お話も上手。
お友達もすぐに出来て、園での生活もスムーズで、
オムツもすぐ外れるわと心配していませんでした。
でもここでまずわたしの勘違いがあったかもしれません。
保育園でオムツははずれる
先生がたが外してくれる
間違いなく思っていました
これは違うんですね。まず私がしっかり子供と心で
向き合わないとだめなんだと今回痛感しました。
もちろん園の先生がたも毎日ご尽力いただいて感謝しています
ただ、娘が求めているのは親なんだと思います。
みてて欲しいのも、認めて欲しいのも、褒めて欲しいのも
親なんだと思いました。
園の先生方もひとりで何十人、一度にみられますので、
ひとりひとりのサインをまず見落とさないようにするのはたいへんだと思います。
娘もおしっこがいま出そうというときに出る仕草、
しずく先生のメールをいただきはじめて約2週間、ようやく見えてきた気がします。
心掛けたのはわたしが笑顔でいること。ニコニコ、目をあわせて話をして、
スマホをみながら子供と会話しないとか、手をつないで目をみてから話しかけるとか
そんなところから始めました。
トイレに誘うときも「出なくても大丈夫だから、トイレさんとタッチしにいこう」とか
漏らして濡らしたときも
「大丈夫。失敗してもママが何度でも洗ってピカピカにしてあげるから、
いっぱい汚しておいで!」となるべく前向きな言葉をかけるようにしました
そして「パンツが濡れてるのは、こっちゃん(娘)が、頑張ってる証拠だから
ママ嬉しいよ!」と伝えるようにしました。
実際は洗濯も沢山あってたいへんですが、いつか終わると思えばいいんですね
そう思えばわたしも楽になりました
そうこうして約1週間、娘のようすがかわってきたと感じ始めました。
トイレも嫌がらずに向かい、パンツを濡らしたときも「ママ、ごめんね。
濡れちゃったけどママが洗ってくれるのよね?」とか
「トイレ座って、出なくてもいいのよね?」と、私の顔を不安げに、
でも確認するように覗きこんで聞いてくるのです。
私は笑顔で「そうだよ。大丈夫だよ。心配しないで。」と伝えました
子供も不安なんですね
トイレではじめて出たときの、娘のまんまるに見開いた目が、今でも忘れられません。
そのあと、くしゃくしゃの笑顔で〝おしっこ出たー!〟
と喜んだ娘の顔が、キラキラしていました。
二人で涙を流してハイタッチ、家族みんなてギューと娘を何度も抱きしめました。
そして娘が言ったひとこと
「トイレでおしっこが出来たから、
これからはお茶もジュースもいっぱい飲めるよ!」と、、、
これを聞いてまた涙がとまりませんでした
飲んだらおしっこがしたくなるのがわかって、喉が渇いても飲むのを我慢してみたいです
園に持参する水筒もほとんど減らずに毎日持ち帰っていました
夏はとくに私も心配で先生がたに相談してすすめていただきましたが、
最低限しか飲まずの毎日。
3歳の娘が、こんな小さいからだで水分さえ我慢していたのかと思うと、
どれだけのストレスだったのだろうと、本当にもっとはやく向き合えていればと後悔しました
これからも失敗はたくさんあるかと思いますが、
私も娘といっしょに成長していきたいと思います
それに気づくきっかけを与えてくださったしずく先生、本当にありがとうございました
皆様がおっしゃるように、私ももっとはやく先生にお会いしたかったです
長文、乱文で申し訳ありません
本当に本当にありがとうございました
–Fさんのメールここまで
私(杉浦)からのお返事。
Fさん、報告ありがとうございます(^O^)
娘さん、トイレでおしっこ!おめでとうございます!
パソコンの前で拍手しています。
Fさんは、子育ての本質的なところ、子どもの気持ちを知ることの
大切さを読み取ってくださって私も嬉しい限りです。
お手紙、励みになります(^^)
行ったり戻ったりすることもある場合もありますが、落ち着いて、
Fさんが感じ取った1番大事な軸をもって、娘さんに接していく事で
必ずうまくいきます(^O^)
Fさん、ありがとうございます。
Fさんからのメールには、沢山の大事なことが書かれていますので、
参考にしていただけたらとメールしました。
今日は、もう1つ、トイレトレーニングのお話ではなく、
子どもの意味ある行動についても、お話したいと思います。
先日、一時保育をした4歳児のS君の話です。
S君は、お友達と一緒に積み木を使って、迷路作りから
どんどん遊びが発展して大きな街を作っていました。
相談しながら、
「いーね!」
「じゃあ!こうゆうのは?」
「でもさー」
話し合いをしている子どもたちの表情は、
一生懸命でとても可愛いです(^^)
街がだいぶ完成したころ、S君が
「先生、レストラン作ったから食べに来てね。何が好きですか?」
「○ちゃんは何が好き?美味しいーの作りますよ。」
「はいどうぞ。美味しいですよ^^このレストランは最高に美味しいんです。」
と遊びがまた楽しく展開し始めていました。
そこにお母さんがお迎えに来ました。
S君、急に今まで作った街やレストランを、
手や足を使ってバラバラに崩していったのです。
お部屋に入ってすぐのことで、
お母さんはびっくりした様子。
「乱暴者でどうしよう。やだわ。この子大丈夫ですか?お友達と仲良く遊べてますか?」と
心配そうにしていましたが、
「皆で協力して迷路や街を作ったんですよ。S君が美味しいレストランを作ってくれて、
皆でレストランで美味しい料理を食べたところです」
お友達や私への気づかいをしてくれた優しいS君のことを
お話したところ、
目の前でおもいっきりバラバラに崩している息子さんの様子からは、
とても信じられない様子で、
「ウソみたいだけど・・・。」
「そうなんですねー」
と、お母さんはS君のほうをずっと見ていました。
しばらくして、S君が大きな声で、
「さあ遊び終わった!片付けよー」と、お友達よりも先に片づけ始めたのをお母さんは見て、
私にそっと小声で
「もう少しで、そんな乱暴しているとお友達と遊べないよ!って言いそうになりました。言わなくてよかったです^^」と。
目の前の子ども姿だけを見ると、
乱暴でお友達と仲良く遊べていないのではと心配になって、
ついつい心配な気持ちが先回りをしてしまう事もあると思います。
しかし、
「待ってみてみる」ということも大切です。
お母さんがお迎えに来て、
おもちゃを崩し始めたS君は、
お母さんが迎えに来てくれた安心感と「もっとお友達と遊びたい。」
この遊びを終わらせたくない気持ちが入り混じっていたのです。
入り混じったどうしていいのかわからない感情を
「崩す」ことで気持ちを断ち切ろう、リセットしようとしたのです。
無意識の行動ですが、しっかり意味のある行動なのです。
どうしても「なんとかせねば」の親としての意識が出てきちゃいますが、
待ってみてみると、
子どもが何を感じて、何を思って行動するのかが見えてきます。
今日の一言「待ってみてみる」
待ってみて、子どもの行動の意味を考え、感じてみてください(^^)
【追伸】
少し暖かくなってきましたが、季節の変わり目です。
朝晩、冷え込みますので、
ご家族みなさん風邪などひかないよう、気を付けてくださいね。
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