おむつ替えを嫌がるときには?
こんにちは、おむつはずし専門保育士の杉浦です。
ときどき「おむつ替えを嫌がって困ります」という、ご質問をいただくことがあります。
オムツ替えを嫌がる子どもの力はとても強くて、親も体力勝負のようですよね。
先日、1歳10ヶ月のお子さんを保育していたときのこと。
元気に笑いながら、遊んでいたのですが、途中でうんちをしました。
おむつを替えようとすると大泣き
「うんちでたから、すっきりしてあそぼうね」と声をかけたら表情がこわばり、さっきまでご機嫌だったのに大泣きし始めたのです。
なんとかお話しながら、替えたのですが、そのお子さんのおしりが真っ赤になっていました。
お母さんも、替えたがらなくて、無理に替えるのはよくないかと思ったし、赤ちゃんもいるから、嫌がってすぐに替えられなくて。
でもおしりがかぶれるし、どうしたらいいのかわからなくて、とのことでした。
お母さんも無理やりはかわいそうと思ったのでしょうね。
でも、替えずにいると、かぶれはひどくなり、いざ替えるとなると、拭くときにしみたり、痛みがあったりで、おむつ替えを拒むという悪循環になってしまう事もあります。
スピーディーにおむつ替え&音と声掛けをする
おむつ替えを嫌がる理由は、お子さんによって様々ですが、仰向けになることがイヤだったり、「あそびたい!」が先だったり、自分の体を自由に動かしたかったり、抑えられることがいやだったりするということもあります。
オムツ替えの大切な1つのポイントは、できるだけスピーディに替えることです。
そして、「きもちがいいねー。すっきりすっきり。ちっちばいばい~」など声をかけたり、「パッパッパー」「ペッタンペッタン」など唄うように音をだしてあげると、音に興味を持ち、耳を傾けてくれるでしょう。
オムツ替えの後に、お腹をブーと吹いたり、「アンヨのびのびー」と足を軽く動かしてあげたりと楽しい時間を作ることもいいですね。
オムツ替えのとき、「アンヨのびのびーしようねー。おなかブーかな?」など、子どもとふれあったり、言葉をかけたら、ピタッと動きも止まり、楽しみに待ってくれたりするようになってくれたというお子さんもいます。
保育園でも、おむつ替えのときになると、そろそろ~っと逃げるお子さんや、「イヤ!」と入口のドアにぺったりくっついて固まるお子さんもいます。
その時々で、お子さんの様子を見ながら対処は違いますが、よーいドンで競争、「抱っこでお引越し」のように、おむつ替えの場所に行くこともあります。
そして、おむつ交換は「チッチこうかんしようね。すぐにおわるよ。いいチッチかなー」といつも声かけをしながら、お尻をマッサージしてあげたり、
おなかをこちょこちょしたり、「おしりふき、もっててね」などと言ったりして、楽しくスキンシップしながらします。
もちろん、機嫌の悪いときなどもありますが、声かけと素早さで気持ちよく替えさせてくれることが多いです。
力を入れすぎない
子どもが「イヤ!」となると、足を押さえる手も、お尻を拭く手もチカラが入ってしまうと思います。
チカラがはいると、子どもも怖かったり、痛かったりとマイナスのイメージを持ってしまいますので、そんな時こそ、手のチカラをふっと抜いてみてくださいね。
親がチカラをふっと抜くと、子どものチカラもフッと抜けることがあります。
おむつ替えも、コミュニケーションの時間と思われて、ゆったりしたお気持ちでされてみてくださいね。
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