「いきなりパンツにする」という作戦をやってみたけれど・・・
こんにちは。
魔法のトイレトレーニング講座
保育士の杉浦です。
先日、暖かくなったと思ったら新潟ではまた雪です・・・。
２月なのに寒い日ですね。
カゼなどひいてませんか。
くれぐれも体調に気を付けてください。
先日、メルマガの読者のＭさんより、
こんなご相談をいただきました。
Ｍさん
「子どもが２歳過ぎた時にお友達から、早くオムツがはずれるという方法を聞いて実践しはじめました。」
「オムツから、紙パンツではなくいきなり布パンツで始めたところ、リビングからベッドからあらゆるところお漏らしの連発。」
「洗濯が山のようになって、毎日大変でしたが、早くオムツが取れるならと頑張りました。」
「でも取れる気配はなく、トイレに座ったのも３日間くらい。」
「飽きてきたのか、座るのも嫌がってしまうようになってしまい、私は疲れとイライラのピークに。」
「自分の関わりが悪いのかと自分を責める毎日です。」
早くオムツがはずれるらしい「いきなりパンツにする」という作戦を
友達に聞いてやってみたけれど、結果的にはイライラして、
ご自分を責めることになってしまった。
切ないですよね。
子どものためと思い、意を決して始めたトイレトレーニングが、
お子さんにとっても自分にとっても、
よいことだったのか悪いことだったのかわからなくなってしまうのは。
辛いことですよね。
早くオムツを外す！と自分が目標を持ったとき、
「はずれるかもしれない」
「はずれて欲しい」
親なら期待感を持ちます。
期待を持って当たり前です。
子どもの成長を見られるなんて最高ですもんね。
でも期待感は、期待通りにいかないと、
「期待がはずれた」とがっかりしてしまいます。
「早く外れて欲しい」と期待している時は、
目の前でお漏らしした瞬間にも、
がっかりしたり怒りたくなったり、
残念な方向に感情が動いてしまいます。
焦りを感じます。
あなたがお子さんのためにしてみようと思ったことは、
迷わずに自信を持ってやってみてください。
でも大事なのは、
「期待」するのではなく
「希望」を持ってです。
希望を持つということは、
希望ならば、子どもの成長を待ち望み、願い、
子どもの成長を楽しみに待つことができます。
「子どもの成長を楽しみに、子どもの成長を待ちたい」
「オムツが外れて、親子でニコニコ笑顔になりたい」
自分の気持ちの持ち方が全然違います。
目の前でお漏らしをしたとしても、
お漏らししなくなってトイレでする我が子の成長が見られるときがくる！
こう落ち着いて子どものことを見ることができます。
ご相談をいただいたＭさん。
その後、２歳のお子さんが、
「ママ来てー！」と呼ぶので、
声のするほうへ行ったら、
自分でパンツをおろしておまるにまたがっていたそうです。
いつものように遊んでいるのかなーと思ったら、
「ほらママみてー」と、おまるの中を覗き込む娘さんと一緒に
おまるの中を見ると、大量のおしっこが。
「さあ！早くオムツを外すぞ」と意気込んでいた肩の力が
スッと抜けるように、
この嬉しい気持ちを大切に
お子さんと楽しみながらトイレタイムをしたいと
思えるようになったそうです。
子どもにイライラして自分にもイライラしていたＭさんの
この気持ちの変化は素晴らしいです。
先日もこんなステキなメールをいただきました。
６年前に魔法のトイレトレーニングを受講して、
お子さんのオムツ卒業後も、ずっとプレミアムメールを
読んでくださっていたМさんからのメールです。
—ここから
『トイレトレーニングが進まずに、何度も挫けそうになりながらも、
杉浦先生からいただくメールを何度もメールを読み、
気持ちをリセットしながらトイレトレーニングをしていました。
娘も小学２年生。小さい頃の事を話す機会があり、
トイレトレーニングの事を話してあげたら
「ママ、大変だったんだねー、ありがとう」と言ってくれました。
この言葉を聞いた時、子供の成長を感じた瞬間でした。』
娘さんの成長、お母さんの喜びが
私もとても嬉しいです(^O^)/
子どもが成長していく時間、
あなたがお子さんの成長を支えている時間も楽しみましょう^^/
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