うんちはおむつじゃないと嫌

こんにちは。保育士の杉浦です。

やっと秋らしくなり、過ごしやすくなってきましたね。

朝晩は少し冷えるので、ご家族みなさん、
くれぐれも体調を崩されないようにしてくださいね(^o^)


この頃、風が心地よく感じられる瞬間があります。

先日、清水(湧水)を汲みに出かけた時、
「風が気持ちが良いなあ」と思っていると、

「こんにちは」と小さな声が傍から聞こえてきました。


車からお母さんと降りてきた女の子が、
にっこり笑ってこちらを見ていたのですが、
女の子しか目に入らず一瞬、妖精に出会ったかのように、

爽やかな気持ちになりました。

4歳3ヶ月、こう君とのお話。

今日は、4歳3ヶ月、こう君とのお話。


保育させて頂いたこう君は、元気いっぱいの男の子です。


「先生の靴はここに置いておくからね」

「ボクがブロック持ってくるよ。力持ちだから」

と頼もしいこう君。


ある時、

「先生だけに教えてあげるね。ボク、うんちはおむつじゃないと嫌なんだよ」と
小さな声で話してくれました。


「そっかあ。いやなこと教えてくれてありがとう」


と話していたのですが、おもちゃのピアノを「ボロンポロン」とならして、


「発表会ですよ。ちょっと待って。本持ってくるからね」

絵本コーナーから絵本を持って、ピアノの前に置いて発表会が始まりました。


最初に持ってきた絵本は、「ぐりとぐら」

めくりながら、ぐりとぐらの物語をピアノ演奏をしてくれました。


「はい次の曲を持ってきますよ」


次に持ってきてくれた絵本が、


【ひとりでうんちできるかな】


「ことりのピーちゃんがうーんうーん・・・だいじょうぶかな」

「まあちっちゃいうんち」でピアノをポロン。


「かいじゅうさんがうーんうーん・・・どんなうんちかな」


「わあー!でっかいうんち」で、ピアノをボーン。


とても楽しそうにピアノをならしていると、

ピアノをならしながら、


「ボクはね、おむつでするけどね、でもね、
うんちするのは嫌いじゃないんだよ。うんちするのは好きなんだよ。

嫌いじゃないけど好きじゃない。すきじゃないけど嫌いじゃない。
だからトイレでうんちできる時もあるー」


と歌うように聞かせてくれました。


子どもの、できるようになりたいでもできるかな。

できなかったらどうしよう。でもできるようになりたい。


そんな揺れる心の気持ちを聞けたように思いました。


心は一日の中でも何度も揺れ続けます。

それが何日も何ヶ月も続くことがあります。


大人から見たら、「どっちなの」「どうしたいの?」と

振り回されているように思うかもしれません。


しかし、子どもは何度も何度も心揺れながら、嫌い・苦手な気持ちを減らしていっているのです。


目の前の子どもが、「できないよー」「したくない」と拒み泣いたとしても、

子どもの心の中には、「できるようになりたい」「絶対にできるから」という

気持ちもしっかり持っています。


どんな時にその気持ちが、ぱっと溢れてくるか。

その瞬間がきっとあります。

あなたがそれを感じられるときは必ずあります。


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