子どもを叱る前に見て下さい

保育士の杉浦しずくです。

夏もお盆を過ぎるともうすぐ終わりを感じますね。

ご家族みなさん、お元気にお過ごしですか?

私は夏の暑さの疲れも出たのか、夜の片づけが終わるとテーブルでこっくりこっくり眠ってしまいます。

昨日は、なんだか体を引っ張る人がいると思い、目が覚めると、次女が引っ張っていました。


「起きちゃった。お布団まで連れて行ってあげようと思ったのに。」


嬉しくて

寝る真似をしていたらどうなっていたかなと、もう少しその後が見たかったと思ってしまいました。


重すぎてお互い大変なことになっていたと思うのですが^^

子どもはみんな

お母さん想いです。


「子どもがお漏らしをしたパンツやおむつを隠すんです。」

「どうせ私に怒られるからと思って、隠したに違いない」


と、悩まれていた方がいました。


「濡れちゃった」と教えてくれず残念な気持ちと、

自分に言えないのは信頼してないんだと悲しい気持ち。


そして、隠したものを見つけた後に

「隠したでしょう!」「何で隠したの!」「臭いじゃない」

色々子どもに強く言ってしまった、

後悔の気持ち。


子どもがお漏らししたパンツを隠したという行為で、

お母さんの気持ちは、とても揺れ動かされます。


隠すという行為は良くない事だと感じる大人にとっては、

子どもが隠したことを、とてもマイナスに感じますが


子どもにとっては、親を困らせるための行為ではなく、また、

怒られないようにするための行為でもなかったとしたら。


6歳のYちゃん、洗濯機の後ろにお漏らししたパンツを隠していました。

以前には、押入れに濡れたパンツを隠したそうです。

お母さんはカンカンに怒っています。


私はYちゃんの傍に寄り、

「Yちゃん、洗濯機の後ろにパンツ置いたんだね。どうして置いたのかな」

と聞いてみました。


「だって。お漏らししちゃったんだもん。お母さんお洗濯するの大変だから。」


「お母さんがお洗濯するの大変だから置いたの?」


「そうだよ。いつもYちゃんのパンツ洗う時、大変大変って言ってるもん。」


大変な思いをさせたくなくて、

Yちゃんは、お母さんが大変な思いをしないようにと考えたのです。


大人の考え方からしたら、

洗濯機や押入れに濡れたものを置くなんて!と思うでしょうが、

小さな子どもにはそれを判断する力はありません。


叱られたり、言われた時には、

濡れた物を置いたらどうなるのかは、納得できるでしょうが、


それよりも、


「お洗濯で大変にならないようにどうしたらいいのか。」


子どもは、そのことで頭の中はいっぱいです。


お母さんが大変な思いをしないようにと必死なのです。


「漏らしたらちゃんと言って!」

「ここに隠さないで!」と言いたくなるお気持ちわかりますが、


「漏らしちゃうこともあるね。漏らしちゃうとどうしようって思うよね。

洗濯機の後ろや押入れに置かないで、このバケツに入れてくれたら、お母さんお洗濯しやすいからね、

このバケツに入れてね」

「お母さんはお洗濯しやすい」

この言葉に子どもは救われ、安心するのです。


濡れたパンツを隠すだけではなく、

子どもが親を思っての行為は、色々な場面に見られます。


それは一見、大人の常識からずれていて、わかりにくい、考えにくい時も多いですが、

常識からずれていたら悪いこととすぐ捉えずに、

子どもが何を思ってしたのかと

子どもの気持ちを色々考えてみてくださいね。


なんでこうなんだろうとがっかりするような出来事も、

大人が大人の常識を少し消して、

子どもの行動の理解してみようとすることです。


すると子どもは安心感を持ち、

何よりも、

子どものことを分かってあげて、

親としてできることをしてあげたことで

お母さんが心満たされるでしょう。


イライラだったはずのことが、喜びに。

人はどんな感情にも変えられる魔法を持っています。


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