トイレトレーニングの結果だけを見ず、子どもに寄り添う大切さ

「6歳の女の子が、おしっこを失敗してパンツを濡らしてしまった。」


このことだけを聞くと、お母さんは、

「6歳になってお漏らし? なんで? 大丈夫?」

「6歳になったんだからしっかりして!」


怒りのような感情が溢れてきたり、

疑問や不安も出てくるのではないでしょうか。

6歳までの子どもがお漏らしになるのは、できる・できないではない


でも、6歳くらいのお子さんが、お漏らしになるのは、

排泄が「できる」「できない」ではなく、

それまでの過程で色々あってのことが多いのです。


例えば、行事やお散歩などのとき。

先生から、こんな声かけがあったりします。


「トイレに行きたいひとは今いってくださいね。今行かないとトイレにしばらく入れませんよ」


それを文字通り受け取り、トイレに行って過ごせるお子さんもいれば、


「え? トイレに行けないんだ?! 行きたくなったらどうしよう・・・」

「お漏らししないようにしなくちゃ!」


と、6歳くらいになると先を見通せる力がついてくるので

逆に色々考えてしまい緊張してしまうお子さんもいるのです。


子どもよっては、もっと早い年齢でも、このような緊張や不安感を持つことがあります。


お漏らしした出来事だけを聞くと、

お母さんはマイナスの印象しかないと思いますが、

それまでの子どもの心の動きや過程を知り、子どもの心に寄り添ってあげることで

失敗ばかりに目が行くのではなく、子どもの頑張りや責任感、

成長を感じて応援したくなることと思います。

4歳3ヶ月のМちゃんのお話

園の延長保育で私が担当させていただいた4歳3ヶ月のМちゃんのお話を。


いつもお友達や先生とトイレに行きたいМちゃん。

お家でもトイレは、誰かについてきてもらっていました。


私との延長保育、最後の日のこと。


その日は、静かなお部屋で私と折り紙をして、お母さんが来るのを待ってました。


Мちゃんが、急にすくっと立ち上がり、

「せんせい! わたしトイレいってくるね。」


私は、いつものように一緒に行こうと立とうとすると、


「いいよー。わたしひとりでいくからね。せんせい、おりがみしててねー。こないでねー」


と走ってトイレに向かいました。


しばらく経って、気になりそーっと見てみると、

ドアの隙間から私を見ているМちゃんの姿。


「せんせいー。パンツにおしっこついちゃった。」


パンツが濡れて気持ち悪そうに歩きながらトイレから出てきました。


トイレの中を見るとトイレットペーパーが便器の中にあり、

1人で頑張ったんだなと感じられます。


私との保育の時、いつも1人で行けないことを心の中で気にしていながら、

「今日こそ1人でできる。一人でしたい」と、強く感じていたのでしょうね。

そして、ひとりで頑張ったのでしょう。

お母さんが迎えに来た時に、Mちゃんの頑張りや過程もしっかりお伝えしました。


初めは、「えーっ」とびっくり、口に手をあてたお母さんでしたが、

Мちゃんのお顔を見ながら、

「そうなんだー」と、ほがらかな笑顔になり、

手をつないで会話をしながら帰って行きました。


Мちゃんが持っているお持ち帰りのパンツの入ったビニール袋も、

勲章のように見えました。


Мちゃんのお母さんは、

「4歳にもなってなんでお漏らししちゃったの!恥ずかしい。」

「ちゃんとトイレでしてよ!」とは言わないでしょう。


「そうか、1人で行こうと思ったんだね。」とМちゃんのガンバリを認めてあげるでしょう。


結果だけではなく、それまでの頑張りや過程、子どもの心にはどんな気持ちがあるのか。

見えない部分を意識されてみてくださいね。


子どもも認められたのがわかって嬉しいでしょうし、

お母さんも心配や不安も和らぐはずです(^^)


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