子育てと言葉のちから

こんにちは、おむつはずし専門保育士の杉浦です。

東日本大震災から5年が経ちました。

自然がもたらした地震、津波で色々なこと次々と起きました。

その時の事を思い出すと胸が痛くなります。

テレビやインターネットを通して、想像を絶する災害の状況が次々と流れました。

みなさんも恐怖、不安、怒り、色々な想いを

持たれたことと思います。

私も「夜眠っている時に何か起きたら・・・」と不安になり、

テレビや新聞などで、地震のこと、原発のこと色々なことを考え眠れない日が続きました。

子どもの前でも、いつも地震のことを口にしていました。

子どもは、「大きい地震がまた来るの?」

「爆発しない?」のように親の顔をいつも覗き込んでいました。

そんなとき。

実家の母から電話がかかってきて

「外出も心配で、家にいるよ」と話したら「絵本を読んであげて」と一言。

その言葉に、私もハッとしました。

忘れていた大切なことを思い出しました。

忘れていた大切なこと・・・


精神的に不安や心配がある状況の時こそ、

いつもの会話、いつもの家族の姿、

いつもの生活を意識することが大切かもしれません。


いつもの生活が難しいこともありますが、

いつもの生活の中での挨拶や言葉があります。


「おやすみなさい」

「おはよう」

「いただきます」

そんな言葉の掛け合いが、

どんなに大切で、どんなに安心感、喜びを感じることができるか、

改めて感じました。


それは家族だけではなく、

人と人との大切な言葉の掛け合い。


言葉によって血はつながっていなくても、

人と人のつながりを感じられると思います。


災害やどうしようもできない事が起こると

大人の心も傷ついたり、不安になったり、

泣きたくなったりすることも沢山あると思います。


でも、自分のこころも大切にされるようにしてください。


好きな本、好きな音楽、好きな花、好きな色、好きな香り、

自分の五感に意識を向けてみてください。


周りの大人が、口紅をしたことで、子どもが安心したという

お話も聞きました。


大人が本来もっている力を取り戻すことで、

子どもも力を発揮できると思います。

大人にも子どもにも、頑張らなければいけないこともあるけれど、

心を休め、ほぐすときもあってほしいと思います。


被災地では、

市の職員が避難所にいる子どもに絵本を読んでいのを新聞で見ました。


読んでもらっている写真の男の子の顔は、

その一瞬でも絵本の世界に入り込み、

緊張がほぐれているように見えました。


また、幼稚園、保育園の先生が、

ボランティアで絵本を読んでいることも聞きました。

絵本をとおして安心感をもった出来事


私は子どもの頃、じいちゃんに連れられて、

県外の遠い親戚の家に行っていたことがありました。


昼寝から起きたら、じいちゃんがいない。

周りは知らない人ばかり。

寂しくて、怖くて、泣きたいけど知らない人ばかりで泣けなくて、

心の中で、何度も「じいちゃん、来て。じいちゃん」と

じいちゃんの名前を呼んでいました。


人の中にも入れずに、隅で小さくなっていると、

知らないおばさんが声をかけ、絵本を手渡してくれました。

絵本を通して、おばさんへの安心感を持ち、寂しさや不安が

少し和らいだことを思い出しました。


大人も子どももみんな不安、緊張を抱えている時は、

手と手を取り合い、また心と心を通じ合い、

自然に、命に、人の思いやりに、沢山感謝することで、

また新たに生れるちからがあると信じています。

亡くなったばあちゃんの言葉


亡くなったばあちゃんが痴呆になる前に、

私のところに来て話をしてくれました。


「ばあちゃんの頭はおかしくなるよ。

ばあちゃんの頭がおかしくなる前に、話がしたい。

ばあちゃんの”にい(兄)”は、小さいころから家族のために

働きに行っていて、その後戦争に行かされ、そのまま帰らない人になった。

家族のために、家で過ごせることはなかった。

ばあちゃんは、いつも申し訳ない気持ちでいっぱいだった。

ばあちゃんは、いつも、”にい”のことを忘れたことはなかった。

野菜や米を作り、それを食べさせてもらうときも、

にいのことを思い出してありがとうを言った。

でもばあは、皆忘れてしまう。

にいのことも。

ばあが忘れても、いなくても、

生きている人が、にいのこと想って手を合わせてくれな。

国のため、家族のため、皆のために生きた人のこと、にいのことを、

忘れないでくれな。」


私はその言葉を絶対忘れません。

そして手を合わせていきたいと思っています。


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