トイレトレーニングは遠回りが近道

こんにちは、おむつはずし専門保育士の杉浦です。

子育てをしていると、子どもが反対のことを言ってみたり、

大人をからかっているのかな?

と感じることをしてみたりする事は、ありませんか?


今回は、トイレトレーニングは遠回りが近道というお話です。

3歳の男の子との事からお話します。

3歳の男の子との時間


先日、預かった3歳の男の子。

何度も会っているので、私にもだんだん慣れてきて、

「自分」を出せるようになってきていました。

お昼御飯の前に

「トイレに行ってご飯にしようね」と声をかけると、

「いやだよー。でないもん」

「でないの?おばちゃん出たいから、おばちゃん先に行ってくるね。」

「ダメだよー。ボクが先だもん」

「えー。おばちゃん先にして。」

「ダメだったら」


そしてズボンを下げながら、我先にとトイレに行きました。


こちらが内心「行ってくれてよかった」と

ホッと安心しているところに、


「出たよー。やっぱり出てない。やっぱり出たー。出てないのー。出たよー」

を繰り返す男の子。

「えっでてないの?」と心配になりましたが、

男の子の表情を見ると、出た様子。


「そう。出たー出ないー出たたーでないーいなんだね」と応えると、

「でたの?どっち。でなかったの?」と反応するかなと思っていたのか、

驚いたようすでしたが、楽しくなったのか、笑いながら、

「出たのー。出ないのー。でもでたの」と歌いだしていました。


子どもは楽しいことは大好きで、

どんなときでも楽しいことに反応します。

「ズボンはこうね」

「はかないよー」

「はこうよ」

「嫌だよー」

とズボンをぽいと投げて、走ろうとしているところに、

「ピンポーン」


お客さん登場。

男の子が慌てて私の後ろに隠れて、小さな声でつぶやきました。

「はくの。ズボンはく」

「わかったよ。超特急ではこうね。ばっばっばーで変身だ」

と話しながら、少し手伝ってあげながらズボンをはきました。


このような様子は、どこのご家庭でもあるのではないでしょうか?

あまのじゃくは、良好な親子関係


子どもは反対のことを言ってみたり、

大人をからかっているのかな?と感じることをしてみたり。


でも、甘えられる人だからこそ、

このような姿も見せることができるのです。


本当は、はかなくちゃいけない。

はかない姿は恥ずかしい。

と、周りを意識する力もついてきてくれているのです。


ときどき、うちの子大丈夫なのかな?と

心配になることもあるかもしれませんが

毎日、お母さんが意識してあげている繰り返しの生活習慣は、

子どもの中で少しずつ根付いてくれています。

トイレトレーニングでは、遠回りが近道のことも


お家では、「すぐにトイレに行けばすむのに」

「はけばいいじゃない」と、

遠回りすることに、根気もいりますが、

遠回りしても、できたときは、

「できたね。」「してよかったね」のような、

できた喜びや満足感を持てる一言をかけてあげてくださいね。

楽しいことが大好きな子ども、時には、

一緒に遠回り道も楽しんでみてくださいね。


「ボクいってくるよ」「いくなんて あたりまえのことだよ」と感じられる時が、

必ずやってきます。


トイレ以外でも同じように

日々の生活習慣やお母さんが意識してあげていることは、

少しずつお子さんに伝わり、着実に成長してくれています(^-^)


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