トイレトレーニングと心が開く時間の活用

こんにちは、おむつはずし専門保育士の杉浦です。

先日、夜空を見たら月の周りに大きな白い輪が見えました。

それが天使の輪のようにきれいで「見られてよかった!」と嬉しくなりました。

上空に広がった薄雲の氷の粒で、このように見えることがあるようですね。

トイレを絶対に嫌がる!パンツを嫌がる!

今回は、聞く事・子どもの心が開くときというお話です。

子育てをしていると子どもが何かを嫌がったり、

「絶対〇〇しない!」というような事ってありますよね。


トイレトレーニングでは、トイレに誘う時も、替える時も、

オムツやパンツを脱ぐことを嫌がることがあります。

お風呂にはいる時は全然平気なのに「排泄」に関係してくるとなぜか嫌がります。

お母さんが脱がせようと手をかけると「絶対ぬがない!」と、

おむつやパンツをギュッとにぎりしめて。

お母さんはその行為を見ると、

「行きたくないからだ」

「遊びたいからだ」

そう思ってしまうでしょう。

私も、保育の現場では、「どうしてイヤなんだろう」と理由を考え、

「どうしたら安心して脱げるようになるかな」と配慮できることを冷静に判断できますが、

親となるとまた難しいこともあります。

自立してほしい気持ちもあり、

すこし厳しい言葉を言ってしまう事もあります。

絶対拒否、S君のトイレトレーニング


少しS君のお話を。

S君は、「トイレ」「替える」そんな言葉を聞くと、

隠れる。逃げる。脱がない。脱がせない。

拒否の仕方がとても激しかったです。


お母さんも毎日何回も、S君とその事でバトルをしていました。

そんな毎日に少し疲れてきたお母さん。

バトルする気力がもでずに「いーや。今日はお休み」と思われ、

S君の遊びをぼんやり見ていたそうです。


そんな時、ふと「なんでオムツぬぐの嫌なの?」と問いかけてみたら

「ちょっきん嫌だから」と。


ちょっきん??

S君から話を聞き、

お友達が、おちんちん出してオシッコすると、

おちんちんちょっきんされるようなことを言ったらしいんです。

それが怖くて脱ぎたくなかったということが、お母さんはわかりました。

お母さんから、切られないことを聞くと安心して、

S君は、それからあまり脱ぐことを怖がらなくなったそうです。


今、テレビのドラマもそうですが、

怖いお話や怖い映像を、子どもが見ることが昔よりも多いような気がします。

スマホ等からもすぐにテレビや動画が見られる時代です。


子どもは目や耳から入る情報によって

イメージを持ち、強く思い込んでしまうことがあります。

私たち大人が感じる以上、思い込みをもつ事があります。


子どもが恐怖心を持っている時に

「さあ!脱ぎなさい」と、おむつやパンツを脱がせることに力が入ってしまうと、

「怖いよー」の気持ちがますます大きくなってしまいます。


トイレトレーニング以外でも、子どもの怖がることには、

理由があることがあります。

子どもの声に耳を傾ける時間の大切さ


日々、私たちは忙しく過ごしていることと思いますが、

子どもの声に耳を傾ける時間を1日に少しでもとることを意識してみてください。

それで、わかってくることもあります。

できるとき、できる時間だけ。

聞いてあげなくては!と思っても、出来ない時間、できないことだってあります。

あなたがゆったりできる時間に。


あなたがゆったりする時間は、お子さんの心が開く時間でもあります。

たとえば、寝る前の時間などは、子どもの心が開く時間の1つです。

お子さんとの会話の時間を作ることで、

目の前の問題を解決するヒントが見えてくることがありますよ。


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