トイレトレーニングで子どもをトイレに誘うときの大切なポイント!


こんにちは、おむつはずし専門保育士の杉浦です。

このHPでは、トイレトレーニング・子育てについて

「心の観点」からお話することが多いです。

理由は、トイレトレーニングの単純な進め方であれば、

いろんな本や、ホームページも出ているから。

でも、今回は、トイレトレーニングの進め方で、

「親が子どもをトイレに誘う」コトについて あえてお話いたします。

誘い方によってはトイレ嫌い、頻尿、長引くことにも

なぜなら、あまり言われていないことですが、

トイレへの誘い方によっては一歩間違うと「トイレ嫌い」「頻尿」「長引く おねしょ」に

つながることさえあるからです。


親が子どもをトイレに誘うこと自体は、とても大切なのですが

誘う際の大切なポイントがあるのです。

それを今回お話させていただこうと思います。


さて、いきなりクイズ。

よく言われるアドバイスで

「子どもを何度もトイレに誘っていれば、

タイミングがあう時があるので、トイレでオシッコできますよ」というのがあります。

さて、これは、正しいでしょうか?


とくに寒い時期になると子どものオシッコの間隔は短くなってきます。

そうすると失敗の回数も多くなってきて、

親は「濡らされては大変!」と必要以上に神経質になり

頻繁にトイレに誘いたくなりますよね。

そうすると、よく言われるトイレトレーニングのアドバイスが、

「子どもを何度もトイレに誘っていれば、タイミングがあうので、オシッコができますよ」

というのです。

生活の節目でトイレに誘うことは正しい、しかし


生活の節目でトイレに誘うこと。

これは正しいです。

保育園でも食事の前後、遊びの前後などでトイレに誘います。


でも、実は、トイレへの誘いは、子どもを様子をちゃんと見て

意識しておく大切なポイントが、他に少しあるのです。


とくに冬などは特にオシッコの間隔が短くなりますので

頻繁にトイレに誘うかもしれません。


しかし誘いすぎることで、子ども自身が

”本当にでたい時が分からなくなって”きてしまいます。

子どもが出たいときがわからない、ということは

オシッコしたい!を自己申告できなくなることにも。


あと、子どもをトイレに頻繁に誘いすぎると

「おしっこを溜める練習」が、できなくなるのです。

実は、子どもは、普段の生活で遊びに夢中になったときなどは、

オシッコがしたくなっても「がまんしよう」と

無意識でおしっこをがまんして「溜める練習」を始めるようになるのです。


それが、頻繁にトイレに誘われることによって練習ができないのですから

溜める練習が進みません。また、遊びを中断させられ不満が残り

それがトイレ嫌いにつながることもあるのです。

子どもの様子、タイミングを見計らうのがポイント


こんなときは無理に誘わず様子をみて、遊びのきりのいいタイミング、

子どもが飽きたくらいのタイミングで、声かけしてトイレに誘ってあげてみてくださいね。


遊びが途切れず、もれてしまう事もあるでしょうが、

オシッコを溜める練習にはなっていますし、ちゃんと進歩していますので、大丈夫。

お子さんの進歩をどっしりと見守ってあげてくださいね。


頻繁に誘いすぎないことで、尿意を感じることができる。

これは、オシッコを子ども自身が意識しますので、自己申告につながります。

また、子どもの遊びを中断せず、子どもが「おしっこを溜められる」ようになると

トイレトレーニングの失敗は減りますし、”おねしょ”も長引くことはなくなるのです。

子どもへの言葉かけ、タイミング、トイレへの誘い方1つでも、

トイレトレーニングの進み方がかわってくるもの。

この辺を意識されて、お子さんとともにオムツはずしを進められてくださいね。


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